時は江戸…
「しっかし あの鬼の副長が職務までお前に侵食されるとはなぁ…」

「侵食って… あたしはウィルスか…」

「まぁ 副長にとってはそうかもなぁ 守るものでもあるけど、弱点にもなるかもなぁ」

「……え…?」

「お前も気をつけろよ 幕府の孫娘で副長の女となったら狙うやつは多いーと思うぜー」

「う、うん わかってるよぉ」

「だったら良いんだけどよぉ ホント隊の中でお前らの関係知ってるのは俺たちだけだけどよー 隊の中でもあの鬼の副長が丸くなったーって噂だよ」

「そ、そんなに!?」

「ああ そんなに」

そんなにあたしのこと~~(照)

ニヤニヤ…

にやにや……

niyaniya……

「どんだけニヤニヤで場をつなげるつもりだよ!?」

「いやぁ(ニヤニヤ)」

「あきれた… つっこむ気も起きねぇよ…」
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