時は江戸…
たとえ

そばにいられなくても

トシと

心だけはつながっていたいんだ



愛し続けていたいんだ






「マヤ…

愛してる……

柄じゃねぇが伝えとく…」





あたしを少し離して

目を見て

言葉をつむぐ




「オレは

正直…こんなこと言いたくねぇけど


死ぬかもしれねぇ……

それでも…

それでも

オレを

愛し続けてくれんのか…?

なぁ…今すぐ確かめさせてくれよ…」





「…トシ……

あたしは

トシをずっと愛してるよ…ッんん」




全部言い終わる前に

トシの激しいキスに

唇は塞がれた




「ンンッ……ハァッハァッ」



ギュゥ

トシの着物をつかんで

苦しいのサインを出すけど…
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