時は江戸…
たくさん唇から

愛を伝え合った



その後

あたしは屯所を後にした




帰る途中

あたしの唇には

トシの唇の感触が

残っていた




あたし

トシともっと一緒にいたい






そう思ったら止まらなくて…



また

来てしまった…




夜中…

今立っているのは

屯所のトシの部屋の前…




うわっ

あたし変態かも!?

二度目の夜這いですか!?


でもでも!!

だって一緒にいたかったんだもん

怖い夢見ちゃったし…

トシが遠くに行っちゃって

叫んでも

追いかけても

遠くに行っちゃう夢…

だから

今夜は一緒にいたいの

抱かれたいって思った訳じゃない

純粋に
< 235 / 291 >

この作品をシェア

pagetop