時は江戸…
「トシ……

寂しいよ…

こっち向いてよ…」





「うるせ」




「だって…」


何で?

あたしそんなに迷惑だった?



そんなに冷たくしなくても…



「うぅ…」


あたしが泣きかけたとき


「わーったわーーったよ!!」



あたしの方をゴロッと向いて

あたしはトシに

抱き枕にされた



トシの着物が

少しはだけてて

胸元が見える





「…ありがと……」


「はやく寝ろ…」


やっぱり優しい

こーゆーとこが

好きなんだ
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