時は江戸…
はだけたマヤの着物の隙間から



見える白い肌。




俺の中の最大の理性を


総動員して



最後に


マヤの細い肩を


たぐり寄せ



腕の中で


グッと閉じ込めた。




マヤの香りを


いっぱい吸い込む。



「うぅ……。


トシぃ。苦し…よ」




俺の中で小さな声をもらすマヤ。



「…わりぃ……」



力を緩め


名残惜しさを残し


マヤから離れる。
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