時は江戸…
「待った?」

「もう二本も吸っちまった」

「ごめんね」

「まぁ 今日のところは その… 何だ、えっと…」

あたしの姿を見て顔を赤くしながら

「…?」

「似合ってるよ…」

「…?」

キョトンとするあたしにイライラしてるトシちゃん

「あーもう! お前は最後まで言わせるのかよ!? にあってるよ! 浴衣!!」

「えへへっ(照) 似合ってる?」

「…何回も言わせんなよ(照)」

やっぱり夏祭りには浴衣でしょ?

「はいはい♪ じゃあ行こうよ!」

「あぁ どこ行きたいんだ?」

「まずは金魚すくいでしょ!」

「お前は飼ってもぜってぇ面倒見ねぇだろ… 金魚の悲しい末路が見えるよ(涙)」

「そんなこと無いもん! 最後はちゃんとマミーが面倒見ることになるから大丈夫!」

「結局は面倒見れてねぇじゃねぇか…」

「じゃあ あたしがとってトシちゃんが面倒を見ると!」

「俺!? まぁいいか…」

「よし! 決まり! おじちゃん一回分ちょうだい」

「あいよっ!」
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