時は江戸…
川原にはカップルや家族連れがいっぱいいた

みんな大切な人と花火を見たいって思ってるんだね

ヒュ~~~……

バンッ………

「きれ~~」

「ああ… ってか効果音ベタ過ぎだろっ!?」

「誰につっこんでんのよ… それより、トシちゃんとこの花火見れてよかった」

「マヤ…?」

「あのね あたし 総ちゃんに告白された」

「総司に…?」

「うん それで、あたし考えたんだ あたしずっとトシちゃんと… みんなと今までみたいにいられなくなるんじゃないかって そう思ったらすごく怖かった だから総ちゃんの気持ち無視しようとしたんだ… 最低だと思う それでねいっぱい考えて 総ちゃんと向き合うことにしたんだ」

ヒュ~~~……

バンッ………

「それで お前の気持ちは?」

「あたしの気持ちはね」
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