青空学園


「それでは、Bクラス代表対Eクラス代表。


  はじめっ!!」

審判の合図と共に、試合が始まった。




相手は、男。


190センチはあるだろう、大きい体。



でけーな、オイ・・・



「おぉぉぉ!!」


なんか、叫んでるし(笑)




相手が、あたしに向ってくる。

あたしは、相手の攻撃を、微笑みながら避ける。


悪気はないよ?


だって、相手の顔が、ゴリラに似すぎてるんだもんっ!


いやっ!

ホントっ!

笑い堪えるの頑張ってるんだよ!!

でもやっぱ、避けながら、笑っちゃうんだ!


まぁそれが、相手のカンに障ったのか、キレ始めましたー!


アハッ☆




「てめぇー

ホントにEクラスか?

俺の攻撃を避けるなんて!」


驚いてるー!

でも、こめかみに青筋たってるー!!



「まぁ、Eクラスです。

こないだ、転校してきました。」

ハイ。

冷静に答えるあたし。
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