青空学園


「チッ!

ちょこまかと!

てめぇーは攻撃できねぇのか!?


あ゛ぁ゛!!??」



うっぜぇぇぇぇえええ!!!!



「しかたねぇ・・

ちょっといてぇが、ちょこまか逃げるお前が悪いんだぜ?」


下品に笑う相手(ゴリラ)。





急に、ゴリラ(相手)が攻撃をやめた。



集中してる・・・


気を使うきか!?


使えんのかな?

まぁBクラスだし、気仙術は無理でも気砲は使えるだろう。



めんどうだな。


「フッ・・・

まさか、Eクラスの奴に気を使うことになるとはな・・




行くぞっ!」


すごい勢いで走ってくる。


そして、あたしに気を当てる瞬間。



相手の気が消えた。


正確に言うと、あたしが消した。



相手の気を、自分の気で消す。

それは、気での戦いでもちいられるもの。

しかし、それを成功させるには、相手より上の実力、気を持っていなければならない。



< 53 / 133 >

この作品をシェア

pagetop