血のバレンタインデー




「痛...」




小さく呟いて、右手で顔を隠す。




「だ、大丈夫か!!!!?」




低めのアルトの声が頭上から聞こえてくる。



声が心地良い。





それでいて、どこか慌てている様な口調だ。





「大丈夫...です?」





あら・・・








思わず、疑問系になってしまいました...





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