Love ~一つのカタチ~


「ふざけんなっ!」


近くにあったリモコンを大輔に投げ付けた。


「いてっ!危ねぇだろ。」

「勝手に話終わらせるな!却下って何!?あんた、別れ話もちゃんとできないわけ!?」


「しょうがねぇだろ。俺は別れない、由依は別れたい。意見が合わないわけだし、話合ったって変わらねぇよ。好き合ってるのに別れる意味がわかんない。あと、由依はただプライド捨てられないから今の自分を受け入れられないんだよ。こんな自分格好悪ぅ~とか思ってんだろ?恋愛なんてみんな格好悪いもんなんだよ。だからそんなもん捨てちまえ!」


プライド…
捨てられるものなら、最初からそうしてるよ。
なんでわかってくれないかな…
そんな私が好きって言ったのどこのどいつだよ…
神様、私、間違えてる?

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