トゥルー ラブ
正直、真実を知っても和哉と話す勇気がない


このウワサは別れた後の話しだし、今さら1年以上前の話しを持ち出しても、和哉は迷惑かもしれない


でも・・・


でも、もう和哉への想いを振りきろうと朝、家を出てきたはずだったのに、たったこの半日でまた、ふりだしに戻ってしまった


話す勇気はなくても、和哉への想いは募る一方だった


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