トゥルー ラブ
食事を終えると和哉が言った


「愛歌。浜辺おりよう!」


「うん!」


私たちは手をつなぎ、浜辺を歩いた


そして、あの日と同じ場所へと腰を下ろした


あの日と違い、少し肌寒い


でもやっぱりここの海風は心地よくて、心が和む


私は座ったまま、じっと海を眺め、波の音にききいっていた


和哉は隣で寝転がっている・・・


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