トゥルー ラブ
プップップッ


-プルルルル-
-プルルルル-
-プルルルル-


3コールなったところで、和哉がでた


『はい。』


「愛歌だけど・・・」


『うん。』


「手紙読んだよ。」


『そっか。ごめんな。』


「・・・・・・」


あたりにもあっけなくて、言葉がでない


その代わりに涙が頬を伝った


泣いているのを悟られるのが怖くて、沈黙を破るように私の口から出た言葉は、心にもないもので・・・


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