トゥルー ラブ
ドクン ドクン


[心臓が口から飛び出そう]


[せっかく横に座れたんだから、何か話さないと・・・]


「和哉くんって血液型、何型?」


話しかけたのは巴だった


しかも、かなりベターな質問(汗)


「A型ですよ!」


「へぇー!愛歌もAだよね!」


「えっ?あっうん・・・」


「愛歌先輩もAなんですか。一緒ですね!」


「AとAって、相性いいんだってね!」


[巴・・・それ、本当かよ・・・?]


「そうなんですか?じゃー愛歌先輩とオレは相性いいんだ!」


「そういうことになるね!」


巴は、私をからかうように言った


このほんの些細な血液型の話しがきっかけで、和哉と私の会話はどんどん弾んでいった


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