トゥルー ラブ
私の心臓はものすごい速さで脈を打ちはじめた


海風で冷まされたはずの体が、また熱りはじめたのがわかった


酔いがまわっているせいか、ドキドキが頭まで響く


そんな私をよそに・・・


和哉は私の横で呑気に浜辺に寝転がっている


[人の気も知らないで・・・和哉はきっと、私のことなんか何とも思ってないんだろうなぁ]


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