トゥルー ラブ
現実をつきつけられるのは、すぐのことだった


コンッコンッ


「はい?」


ガラガラ


「おかあさん」


「愛歌。目覚めたのね。お腹痛まない?大丈夫?」


「うん。少し痛いけど、大丈夫!」


「そう・・・」


「どうした?」


「うん・・・。何でもないわよ!早く元気になって、退院しないとね!」


おかあさんは、私の頭をポンッと撫でると、病室から出て行った


・・・おかあさん?
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