トゥルー ラブ
(皆の困ったような視線は、このことだったのか・・・)


(皆、和哉と私が別れたこと知ってるんだ・・・)


何もしらない巴が、横で一人うろたえている


「愛歌、どういうこと?何で和哉くんやめたの?」


「巴・・・後から、詳しく話すから。」


私の存在が完全に、この場の雰囲気を壊してしまっている


やるせない気持になった


今日、ここに来たことを後悔した


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