トゥルー ラブ
外を歩く時、手を繋ぐことも腕を組むこともできず、少しの距離を保ちながら駐車場へと向かう道の途中・・・


ショーウィンドが目に入った


「綺麗・・・。」


すいよせられるように、ショーウィンドの前で足を止めた


そこには、純白のウェディングドレスがキラキラと光を放ち、飾られてあった


「愛歌。ごめんな。」


心にもないことを・・・と思いながらも笑顔を向ける


「私、何も望んでないし。一緒にいれるだけでいいよ。」


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