Replicant・Love's-L No.6 テストtype
こちらから見ると身体を覆う部分が少ない服のおかげで大きく背中が開き、肩甲骨がくっきり出ている。真夏のような様相だ。この部屋は持ち込んだヒーターと加湿機のおかげで温度も湿度も高く設定されているが、季節はまだ春半ばで上着を持っていないと肌寒いくらいだ。彼女の肌が白いせいで、より一層寒そうに見える。
ヨシダは俺の前を通り過ぎ、リッカの散らかしたゲーム機の入っていた袋やアメの包み紙、倒れて中身の出た手持ち鞄を片付けながら、
「んー、問い合わせたんだけど、こういう仕様なんだって」
リッカの質問にこう答えると、それまでゲーム画面から目を離さなかったリッカが勢いよくヨシダを振り返った。
「うそっ、ありえなーい!!」
ヨシダは俺の前を通り過ぎ、リッカの散らかしたゲーム機の入っていた袋やアメの包み紙、倒れて中身の出た手持ち鞄を片付けながら、
「んー、問い合わせたんだけど、こういう仕様なんだって」
リッカの質問にこう答えると、それまでゲーム画面から目を離さなかったリッカが勢いよくヨシダを振り返った。
「うそっ、ありえなーい!!」