運命
『真美達はラブラブだね〜♪』
『そんなことないから!!千尋と沢っちの方がラブラブだから〜』
『あたしら将来結婚するから〜☆』
『のろけないで〜(笑)』
『ねえ....あれ立花君じゃない?』
『えッ??優也??』
千尋が指を指した方を見ると優也そして.....
美紀だ。
手繋いでるし。
美紀は同じクラスで優也の事が好きな事は薄々気付いていた。
でもなんで?
あたしは怒りがかなり込みあげた。
でも正直悲しくなかったんだ。
なんでだろうね。
普通だったら泣くのに泣かなかった。
千尋はあたしを心配していた。
『千尋!あっちから帰ろう』
『でも!!』
『ぃぃから!』
あたしの怒りはおさまらなかった。