Sweet or Biter?
(4)
なんだか変な汗が出てきてしまう。
「お、やっと来たか」
変態教師…。
「こっち来なさい」
手招きをされる。
…行きたくないよ。
「成績下げるぞ…」
いきなり低い声になるから、ビックリした。
これ以上成績下がると、高校行けないよ…。
「…分かりました」
1歩1歩近づく。
すると、いきなり私を抱き締めた。
「嫌…やめてください…」
変態教師は、私の胸をさわる。
…もう、嫌だよっ…
「ガラガラガラ…」
後ろからドアの開く音がした。
「竹下先生、校長が呼んでますよ」
「そ、そうか…」
変態教師は、特別室を出て行った。
私は、お礼をしようと後ろを振り返った。