中学生生活
恵:「…どう?」

灯:「うーん……いいと思うけど?」

はい?

2年前に自分が言ったこと覚えてますかぁ?

いいの?

…ほんとに?

超嬉しい…。



・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっっと待ったぁ!

さっき、コイツなんつった!?

“いいと思うけど”って言ったよな!?

思うけどって…何その微妙な言い回し!!

駄目かもしれないの!?

恵:「え…思うけどってさ……はっきりしよーよ?」

灯:「じゃ、いいよ」

恵:「ほんとに!?
う、嘘じゃないよね!?」

灯:「うん」

恵:「うわ…めっちゃ嬉しい…
…あ、もうこんなとこか」

いつもの曲がり角。

いつもここで道が別れる。

灯:「あ。じゃ、またね。
待っててくれてありがとう」

恵:「いえいえ。
……あ。灯哉!
さっきの思い違いとか言ったらはっ倒すから!」

灯:「え゙。あ、うん…じゃ」
恵:「バイバイ♪」

そう軽く脅しをかけてサヨナラをした。





< 19 / 19 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

今。
恵哉/著

総文字数/1,465

その他11ページ

表紙を見る
恋人…?
恵哉/著

総文字数/5,151

その他22ページ

表紙を見る
中学生生活②
恵哉/著

総文字数/4,347

ノンフィクション・実話22ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop