意地悪なキミ




『きゃっ!!』


スカートは綺麗にめくれた。


どうやら周りにはキミしかいないらしい。


ホッとため息をつくとキミが言った。


『ホッとしなくても周りのヤツらには見せないし。』

またふてくされるキミ。


『独り占めしたいからってこと?』


素直に言うかな?


素直じゃなかったら…


明日からズボンはいてくるよ?


『あったりめぇだろ!?』

あらら?


素直だね。。


『当たり前なんだ。』


笑ってみるとキミは、怒って壁にあたしを追い詰めた。




ダンッ―


その音と共に口を塞がれた。




意地悪ッ…


あたしがキス苦手なのわかってるクセに。。




< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop