歪み×狂気×愛情
第二章

ただ座っているだけの授業を終え、家に帰るために教室を出る。

途中数人の生徒が私を見てなにやら話ていたが、無視をして出ていった。




しかし、やはり人間は腐っている。
他人を陥れ、罵倒し、蹴落とすことがそんなに楽しいのだろうか。

ゴミだ。

そんなことを考えていると真島のことを思い出した。

あんなゴミはバラバラにされて内臓をぶちまけて生ゴミといっしょにゴミ箱に捨てられるべきだ。


そう思うと少し気分がスッキリした。






――家に着くと4時前だった。
姉さんはまだ帰ってきていないようだ。

特にやることもないので、自分の部屋に行きベッドに横になった。
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