歪み×狂気×愛情
「ふう…」
食事を終えた私は部屋に戻りベッドに飛び込んだ。
「……なんで質問に答えてくれなかったんだろう…」
いつも私の意見を肯定し、受け入れてくれるのに。
「……たぶん私に気をつかってあの話題を早く終わらせてくれたんだね。姉さん優しいから。」
あれからの食卓は重苦しい雰囲気が支配していた。
姉さんは無言で食べているし、私から話し掛けようと思ってもいつもの姉さんではない気がして話し掛けづらかった。
あのときの姉さんはなにか怖かった。
「……」
そんなことを考えながら夢の世界におちていった。