歪み×狂気×愛情
1限目が終わった後の休み時間、本を読んでいると真島という男子生徒が話し掛けてきた。
「花崎、お前家族殺しなんかしといてよく学校来れんな?」
あの事件は私がやったことではない。
しかし、こいつらは真実かどうかなど関係なくネタになればいいのだろう。
私が無視して本を読んでいるとさらに暴言を吐いてきた。
無視をしつづけていると、私の頬を殴って教室から出ていった。
今日は機嫌が悪かったのだろうか。
死んじゃえばいいのに。