うさぴょん号発進せよ
「行き先が分かってるんだったら、探すのは簡単じゃないんですか?」
「そりゃそうだ。そのへん、どうなんだよ?」
珍しくトヲルの意見に同意するコウヅキ。
「確かに地球へ到着していたなら、簡単な話でちたけど…」
「!まさか。まだ着いていないってのか!?ここから地球までは、20日もありゃ、行ける距離じゃねぇのかよ?」
「勿論かなり前に地球管理局には、入出港時における船を照合してもらうよう、連絡済みでちよ。
ちかち今現在、何の連絡もないということは、まだ到着してはいないということでちね。
でちから、地球以外の星へ逃げたという可能性もあるんでち。
一応、他の圏外の航路にあたる周辺の星にも、手配はちてるでちけど…。
ここから地球も含め、圏外との交信には、圏内よりも時間が掛かるでちからね」
今は各管理局の連絡待ちだ、と船長は言った。
「そりゃそうだ。そのへん、どうなんだよ?」
珍しくトヲルの意見に同意するコウヅキ。
「確かに地球へ到着していたなら、簡単な話でちたけど…」
「!まさか。まだ着いていないってのか!?ここから地球までは、20日もありゃ、行ける距離じゃねぇのかよ?」
「勿論かなり前に地球管理局には、入出港時における船を照合してもらうよう、連絡済みでちよ。
ちかち今現在、何の連絡もないということは、まだ到着してはいないということでちね。
でちから、地球以外の星へ逃げたという可能性もあるんでち。
一応、他の圏外の航路にあたる周辺の星にも、手配はちてるでちけど…。
ここから地球も含め、圏外との交信には、圏内よりも時間が掛かるでちからね」
今は各管理局の連絡待ちだ、と船長は言った。