うさぴょん号発進せよ
そして更に奥の方を照らしてみると。
「あれ?なんだろ??」
『何かまた見つけたでちか?』
それはトヲルの目には何かを閉じこめるための、檻のように見えた。
奥を刳り抜かれ、手前には数本の柱のようなものが立っている。それが柵に見えたのだ。
そしてその中には―。
「石?」
トヲルが更に近付いてよく観察してみると、手前の柵にはまた同じような、梵字の描かれた紙が貼ってあった。
「船長、また同じ紙があるんですけど」
『勿論、それも持ってくるでちよ』
(1枚あれば、十分だと思うんだけど…)
トヲルはそう思いながらも、手を伸ばしてそれを取った。今回も、簡単に剥がすことができた。
手に取り、2つを見比べていたその時、檻の中に入っていた石が一瞬光った。
「あれ?なんだろ??」
『何かまた見つけたでちか?』
それはトヲルの目には何かを閉じこめるための、檻のように見えた。
奥を刳り抜かれ、手前には数本の柱のようなものが立っている。それが柵に見えたのだ。
そしてその中には―。
「石?」
トヲルが更に近付いてよく観察してみると、手前の柵にはまた同じような、梵字の描かれた紙が貼ってあった。
「船長、また同じ紙があるんですけど」
『勿論、それも持ってくるでちよ』
(1枚あれば、十分だと思うんだけど…)
トヲルはそう思いながらも、手を伸ばしてそれを取った。今回も、簡単に剥がすことができた。
手に取り、2つを見比べていたその時、檻の中に入っていた石が一瞬光った。