うさぴょん号発進せよ
トヲル達は設置されている業務用エレベーターで、下へ降りていった。
目の前にある船は、鉛灰色のよく目にする型(タイプ)のもので、大きさも極一般的な宇宙船と何等変わりはない。
トヲルは間近で、そのような宇宙船をあまり見たことがなかったので、その大きさに圧倒されていた。
船の入口に真っ直ぐ近付くと、コウヅキは脇にあるスイッチを押し、ドアを開けて中へと入っていった。
トヲルは辺りを珍しそうに見回しながら、その後に続いて入っていこうとしたが、ふと入口の上部に目がいく。
『うさぴょん号』。
表札ほどの大きさの札の上から、ファンシー風にデザインされた文字が、このように小さく書かれているのに気付いた。
よく見ると文字の横には、これも小さく、正面を向いて笑っている顔と、ウインクしている顔のピンク色をした兎のイラストが、両端に一つずつ描かれている。
目の前にある船は、鉛灰色のよく目にする型(タイプ)のもので、大きさも極一般的な宇宙船と何等変わりはない。
トヲルは間近で、そのような宇宙船をあまり見たことがなかったので、その大きさに圧倒されていた。
船の入口に真っ直ぐ近付くと、コウヅキは脇にあるスイッチを押し、ドアを開けて中へと入っていった。
トヲルは辺りを珍しそうに見回しながら、その後に続いて入っていこうとしたが、ふと入口の上部に目がいく。
『うさぴょん号』。
表札ほどの大きさの札の上から、ファンシー風にデザインされた文字が、このように小さく書かれているのに気付いた。
よく見ると文字の横には、これも小さく、正面を向いて笑っている顔と、ウインクしている顔のピンク色をした兎のイラストが、両端に一つずつ描かれている。