うさぴょん号発進せよ
(うさ…?もしかして、この船の名前なのか?でも、うさ…って???)
トヲルは唖然として、それを見詰めた。
本当にソレが、この船の名前なのだろうか。トヲルは当惑した。
それになんとなく、最後までその名称を言うのが、少し恥ずかしい気もした。
「おい、何やってんだよ!」
先に入っていた、コウヅキの怒鳴り声が聞こえてくる。トヲルは慌てて、中へ入った。
中は、かなり狭かった。狭い廊下があり、両脇には、いくつか部屋のドアがあった。
と、その中にある出入り口付近の扉が開く。
中から出てきたのは、腰まであるような長い、シルバーブロンドの美女だった。
上には白衣を羽織っており、黒いミニスカートからは、綺麗な曲線美を描いた太ももが覗いている。
だが、彼女の一番の特徴は、『眼』であった。
瞳孔がないのである。それはまるで、薄いブルーのビー玉のようだった。
(『メグ族』、のヒト?)
別名『白眼の民』とも呼ばれている異星人である。
人間に最も近い種族とも言われているが、メグ族は人間と違い、瞳孔がなくても目は見えるのだ。
トヲルは唖然として、それを見詰めた。
本当にソレが、この船の名前なのだろうか。トヲルは当惑した。
それになんとなく、最後までその名称を言うのが、少し恥ずかしい気もした。
「おい、何やってんだよ!」
先に入っていた、コウヅキの怒鳴り声が聞こえてくる。トヲルは慌てて、中へ入った。
中は、かなり狭かった。狭い廊下があり、両脇には、いくつか部屋のドアがあった。
と、その中にある出入り口付近の扉が開く。
中から出てきたのは、腰まであるような長い、シルバーブロンドの美女だった。
上には白衣を羽織っており、黒いミニスカートからは、綺麗な曲線美を描いた太ももが覗いている。
だが、彼女の一番の特徴は、『眼』であった。
瞳孔がないのである。それはまるで、薄いブルーのビー玉のようだった。
(『メグ族』、のヒト?)
別名『白眼の民』とも呼ばれている異星人である。
人間に最も近い種族とも言われているが、メグ族は人間と違い、瞳孔がなくても目は見えるのだ。