流れ星
初恋
あたしは斉藤歩夢。
高校2年生。ごく普通の女子高生だった。
こんなあたしが涙も枯れるほど切ない恋をするなんて思ってもいなかった「だから何!?アタシもぅ高校生何やけど」
「高校生でも子供は子供なんだよ!そうゆう事も分からん子に育てた覚えはない!」
「ママなんか消えてしまえばいいねん!」
あたしは家を飛び出した
ハァハァハァ
(ムカつく!ムカつく!なんで門限なんて決められないといけへんの!?家なんて帰らん!)
その恋は親との喧嘩から始まった。
その日友達の相談にのってたので帰るのが8時にまわってしまっていた。そして門限を決めないといけない事になってしまったのだ。
「いたっっ!」
転んでしまった。
「大丈夫?」
え…?
いかにもヤンキーそうな男だった。
「あっ!大丈夫…と言いたいとこやけど足挫いたみたいやね!ハハッ!」
「きゃっ!いきなり何するん?」
いきなりおぶってきたのだ。
「え…。痛そうだから」
「………。」
呆然としてるあたしに彼は気を察したように、
「あっ、俺?俺は星村光希。君は?」
「アタシ!?斉藤歩夢。……光希さんはギャル男なの?」
「あっ、コウでいいよ」
「…コ…ウはギャル男?」
「えー!ギャル男に見える?…族やってるよ」
「そうなの?カッコいいね!」
その時、別に怖いなんて思わなかった。
「…ウチん家来る?親いていいなら。どうせ家帰れないだろ?」
「うん!…行く!」
多分この時からコウに恋をしてたんだろう。きっと…。
「お邪魔しま~す!」
部屋に入るとそこはいかにも男の部屋だった。
散らばったアクセサリーお菓子のお皿。
そしてすぐ目に入ったのがベッドのわきに置いてあった5枚の写真だった
全ての写真に金髪で一番喧嘩の強そうな男がコウの隣りに笑顔でいる。
「ねぇ、コウ、誰これ」
「俺の大親友。丁度2ヶ月前に事故で死んだけど。」
笑いながら話すコウの顔は少し淋しげな顔だった。
「察のせいだよ。スピード違反で察に追われるのはいつもの事だったんだけど、角を曲がった瞬間察が前から来て……」
あの時のコウの目は涙ぐんでた。
「引いたんだ……。」
高校2年生。ごく普通の女子高生だった。
こんなあたしが涙も枯れるほど切ない恋をするなんて思ってもいなかった「だから何!?アタシもぅ高校生何やけど」
「高校生でも子供は子供なんだよ!そうゆう事も分からん子に育てた覚えはない!」
「ママなんか消えてしまえばいいねん!」
あたしは家を飛び出した
ハァハァハァ
(ムカつく!ムカつく!なんで門限なんて決められないといけへんの!?家なんて帰らん!)
その恋は親との喧嘩から始まった。
その日友達の相談にのってたので帰るのが8時にまわってしまっていた。そして門限を決めないといけない事になってしまったのだ。
「いたっっ!」
転んでしまった。
「大丈夫?」
え…?
いかにもヤンキーそうな男だった。
「あっ!大丈夫…と言いたいとこやけど足挫いたみたいやね!ハハッ!」
「きゃっ!いきなり何するん?」
いきなりおぶってきたのだ。
「え…。痛そうだから」
「………。」
呆然としてるあたしに彼は気を察したように、
「あっ、俺?俺は星村光希。君は?」
「アタシ!?斉藤歩夢。……光希さんはギャル男なの?」
「あっ、コウでいいよ」
「…コ…ウはギャル男?」
「えー!ギャル男に見える?…族やってるよ」
「そうなの?カッコいいね!」
その時、別に怖いなんて思わなかった。
「…ウチん家来る?親いていいなら。どうせ家帰れないだろ?」
「うん!…行く!」
多分この時からコウに恋をしてたんだろう。きっと…。
「お邪魔しま~す!」
部屋に入るとそこはいかにも男の部屋だった。
散らばったアクセサリーお菓子のお皿。
そしてすぐ目に入ったのがベッドのわきに置いてあった5枚の写真だった
全ての写真に金髪で一番喧嘩の強そうな男がコウの隣りに笑顔でいる。
「ねぇ、コウ、誰これ」
「俺の大親友。丁度2ヶ月前に事故で死んだけど。」
笑いながら話すコウの顔は少し淋しげな顔だった。
「察のせいだよ。スピード違反で察に追われるのはいつもの事だったんだけど、角を曲がった瞬間察が前から来て……」
あの時のコウの目は涙ぐんでた。
「引いたんだ……。」