NOT inosent love

「瀬戸田と岡野、前手をつないで帰ってたぞ!」

「お前らできてんの?」




根も葉もない…でもたわいのない噂、ひやかし。





恥ずかしかったし、やっぱり長瀬君に聞かれたくなかった。





「マジで付き合ってるの?」

と長瀬君も周りのテンションに乗って聞いてきたときは、ショックなのが顔に出てしまいそうになった。





ひたすらにそうじゃないと否定するのと比例して、岡野君と目を合わすことも少なくなってしまった。
< 12 / 30 >

この作品をシェア

pagetop