怖話
同僚と二時間ぐらい居酒屋で過

ごした後、解散した。僕はタク

シーを拾って帰る事にした。手

上げてタクシーを待っていると

、一台のタクシーが僕の前で止

まった。



ガチャン、バタン



「お客さんどこまで?」

「〇〇町〇〇アパートまで。」

「お客さん大分飲んでるね?」

僕はかつぜつが悪くなっていた

。その事から運転手は判断した

のだろう。

「楽しい事、嫌な事いろいろあ

りますからね。」

タクシーの運転手は人生につい

て語り始めた。僕はそんな話は

良かった。車に揺られ五分程度

、アパートに着いた。

「お客さん着きました。」

支払いをおえ、車から降りた。

しかしタクシーはドアを開けた

まま、全く出発する気配がない
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