怖話
足元
河原でバーベキュー、花火を楽し

んだ帰りの事。車には僕と友人

二人が乗っている。僕は後ろに

一人、友人の正樹は助手席に、

司は運転していた。

「今日楽しかったな、高校卒業

してからみんなそれぞれの道に

進んでバラバラになったもんな

。大学に行った奴、専門、就職

した奴会えないもんな。」

「そうだよな、中々あれだけ集

まるってのは大変だよ。いい機

会だった。」

「あいつも綺麗になってたよな

。」


車の中は懐かしい話で盛り上が

った。
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