怖話
「いやぁ、冷たいなぁ。気持ち

いいよ。」

「なんか最近毎日通ってるよな

?先生にバレてないかな?」

「平気だよ。もう夜中だぜ。さ

すがに先生もいないよ。」
結局闇プールを満喫してはいる

が、見つかることは怖いので互

いにフォローしあっているのだ



「あいつだけには見つかりたく

ないな。」

「確かにうるさいし、あいつし

つこいからな。」

あいつとは理科担当の先生だ。

説教をすぐ始めて、終わら

ない。本当に厄介で、罰を与え

る期間もやたら長い。
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