怖話
窓に近付き、ポスターを取り上

げようとすると、窓の右側から

すーっと顔が出てきた。その顔

は青白く、頭から血を流してい

て顔中血だらけで部屋を覗いて

いる。

「うわぁ!!」

次の瞬間、


ガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャン!!


窓を叩き始めた。部屋の中が叩

く音でいっぱいになった。

僕は急いで友人を起こした、

「おい!起きろよ。」

「何だよ、どうした。」

友人は眠たそうに目をこすりな

がら起きた。

「ほら窓!」

僕は窓を指差した。
< 79 / 111 >

この作品をシェア

pagetop