怖話
さっと軽くシャワーを浴び、待

ちに待ったビール。

「さすがに会社の雑費では落と

せないよな。」


冷蔵庫からビールを出した。


プシュ


おいしそうな音を起てて泡が出

てきた。すかさず口で泡を受け

止めた。


ゴクッゴクッゴクッゴクッ

のどに通るこの苦みがたまらな

い!

パンツ一枚でベットに座り、ビ

ール片手にテレビを見ていた。

今日はサッカーの試合があった

な、番組をまわした。

「おっ、やってるやってる。」

同点か、それも後半ロスタイム

。サッカーには興味はないがや

はり日本人として日本を応援し

てしまう。ビールを飲むのを忘

れてしまうほど見入っていた。
< 85 / 111 >

この作品をシェア

pagetop