ちぇりー♪ロリポップ~双子愛~
「俺は・・・そんなこと一つも聞いてないッ」
「でしょうね。言うの、嫌だって言ってましたから」
「な・・・・・」
何で黙ってたんだよ・・・由里・・・
心臓大丈夫なのかよ・・・
「由里さんは・・・臓器移植が一番望ましいと思います」
「え・・・・?」
「要するに、脳死状態の患者さんの心臓を由里さんに移植する・・・・ただそれにはそれなりの負担とかがありますけど・ ・・」
「負担・・・・」
「金銭的な面、あと・・・・安全面とかも・・」
「死ぬかもしれない・・・・ってことですか・・・」
死ぬのならそんなことあいつにはさせない。
俺が・・・・やめさせてやる。
「結構です。死ぬのなんて耐えられないし・・・」
「今の方が亡くなる確率・・・高いと思いますけどね」
「なん・・・じゃあどうすれば!!!!」
「・・・・移植・・・・それが正しい判断です」
「・・・・・考えさせてください」
「なるべく早めのご判断をお願いします」
そう言うと、担当医は院内に入っていった。
俺の少し時間をおき、入った。
何で・・・・・?
何で由里・・・・・・??