初恋

「和也!直也!待たせちゃってゴメンネ(>_<)」

「遅い。もぉ入学式始まるんだけど???」

 すごい嫌味っぽく言ってきたのは和也。
翔と同じで小さい時からの幼なじみ。
和也は私にとってお兄ちゃんみたいな存在。
 口は悪くても、たまに優しい時もあるんだ♪


「だからゴメンって!!!ほら、早く行くよ?」

「はいはい(-o-)
 翔は毎朝大変だよなぁ」

「直也もゴメンネ???
 いっつも朝待たせちゃって(>_<)」

「いいよ♪それより早く行こ?」

 優しくそぉ言ってくれたのは直也。
和也の双子の弟で、いつも優しいの☆
 私にとって直也は女友達みたいな存在。
なんでも相談しやすいから、3人の中で
直也にしか言ってない悩みとか結構ある(*^^)v


ってゆぅか………
一応この3人女子に人気あるんだけど、
何でか彼女つくらないんだよねぇ???

しかも中学校の時は3人それぞれのファンクラブとかあったんだよねぇ………
まぁ~もちろん私はどこにも入ってなかったけどね♪



「ヨカッタァ~、間に合った(^^♪」

「何が間に合っただよ!!!
 俺らにこんだけ走らせといて(+o+)」

「もぉ翔は細かいの!間に合ったんだからいいでしょ☆」

「そぉそぉ、翔は昔っから細かいとこあるよ???
 ちょっとは気楽にやろぉよ(*^^)v」

「なおやぁ~;;直也はいっつも私の味方してくれるねぇ(>_<)」

「バーカ。直也、お前ホントに俺の弟か???」

 その時の和也の顔がホントに真剣で、3人で大笑いした☆彡

「何か4人一緒だと全然あきないね(^^♪」


『………春香って天然だよな。』
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