初恋

「お化け屋敷って言うほど怖くなかったなぁ!!!」

「おい、直也。
 さっき中で大騒ぎしてたのはどこの誰だっけ?」

「確かぁ………俺と同じ顔の人だった気がするよ?」

「!!!ばっ、バカやろー!
 あれは………ワザと驚いてみせたんだよ\(◎o◎)/!」

『ハイハイ(^^♪」



「もぉ外はこんなに暗くなってたんだね?
 早く帰んなきゃお母さんに叱られるよ。」

「直也は良い子だなぁ;;」

「和也………ちょっとは直也を見習えよ↓↓」

「翔に言われたくないね!!! 
 それより………さすがに春香は家に帰ったよな???」

「あっっ、忘れてた!
 でも、春香は怖がりだからもぉ家に帰っただろ☆」

「そぉだね。じゃぁ~僕たちも帰ろっか。」


「おぉ。じゃぁな(*^^)v」

『じゃあね』




「ただいまぁ~」

 家に着いた時はもぉ7時になるところだった。

『翔!春香ちゃんは!?!?!?』

「母さん?帰っていきなり春香のことかよ。
 春香だったらもぉ家に帰ってるよ。」

『それが帰ってないのよ!!!
 今春香ちゃんのお母さんから電話が来てね、まだ返ってこないって言ってるのよっっ!
 和也くん達と一緒に遊んだのよね!?」

「いや……今日はお化け屋敷に行ったから、春香のことは置いてったんだ。」
 

 パシッッ!………


 俺は母さんに叩かれていた。

 

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