Crush Days ‐君が好き‐


「さっさと呼びましょうか」


「入ってね」


ガラッ


みんなの目が転校生にくぎづけになった。

あんだけ騒がしかったクラスが静かになった。

コツコツコツ

静かな教室に足音が響いた。



「森崎 怜です。よろしくお願いします」


その瞬間、クラス中(男子を除いて)が歓喜にわいたことは言うまでもない。


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