Crush Days ‐君が好き‐
第2章 波乱のキス


「森崎くんは、どこ座る?」


女子のほとんどが注目している。

あたしは、廊下を見つめていた。


コツコツコツ


足音が近づいている。

まさか―――――


「君…」

耳元で声が聞こえた。

「はい?」

あたしは、声のした方向を向いた。

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