゚*何万回のゴメンネを君に*゚
智和くん…。
次の日、あたしは優美と会った
「昨日どうだった〜?」
「まぁ…普通だったよ。」
いつもの自分じゃなかったなんて、言えなかった。
だって…気持ちがバレちゃうじゃない。
「ふーん。でも舞香さぁ、智和くんと知りあってから変わったよね。」
「え?何が何が?」
「積極的に外へも出るようになったし、とりあえず自分の殻に閉じこもる事はなくなったよね。」
確かにそうだ。
優美の言うとうり
部屋にばかり閉じこもり
笑顔を忘れてたあたしが、
今こんなにも笑えてる…。
「舞香には智和くんが必要だと思うよ。」
「でも…」
「智和くんが舞香の薬になるんじゃない?」