いぢわる彼女★2★
「教室まで一緒に行こう?」
ま、ぢ、か、よ。
「あぁ、うん。」
おいちな。
お前はさきが嫌いだろうが!
女の気持ちは良く理解できん。
ちなが良いならいいけど。
その後はさきが一人で喋って、ちなは苦笑いで、
俺はシカト。
喋ったら後でちながキレる。
教室につくとさきはまたね!
と自分の席についた。
ちなは一つ奥の教室だからここでさよなら。
「ちな。また後でな!」
ちなはギロっと俺を睨んで「メェルする。」
とだけ言って自分のクラスに入って行った。
ヤバイ。
すでにキレてる。
またお預けくらう……………。
1時間目の途中にポケットが震えた。
ケータイを見るとメェルが一件。
差出人はちな。
『2時間目に情報室!』
とだけ。
うーん…………。
ご立腹。