いぢわる彼女★2★




俺は授業が終わったと同時に教室を出た。



情報室には既にちながいた。



椅子に座ってこっちを睨んでる。



ちなの目の前まで歩いて、



「何怒ってんの?」



「何でさきちゃんと一緒に教室まで行かなきゃいけないの!」


「ちなが良いって言ったんだろ?」



「普通は彼氏が断るものなの!」



「ちなが喋るなって言うから。」



「……!もういい!!」


立ち上がってクルッと後ろを向いた。



あ…………、

スカート…………。


回った瞬間にスカートが揺れてパンツが見えそう。




って言ったらキレるだろうな………、



「悪かった。
今度からは俺が断る。」


クルッとこっちを向いたちな。


機嫌直ったか?



「ん。だからキスさせて。」


「銀のスケベ!
エッチのことしか考えてないんだから!」




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