スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



でも……



「…久しぶりだったな、桃の声」





どんな理由だったにしろ、
桃の声を聞けてよかった。



それだけで満たされる、俺の心。







「単純だな、俺……」





クスッと、何故か笑いが出た。






















―――ガチャッ…




「悪いな、遼平。

部屋入ってもいいぞ」



「おう」






俺は廊下から社長室に入った。





でも、
入った瞬間に俺は寒気を感じた。


気持ち悪いほどに、幸也の目が輝いている。








幸也は目を輝かせながら、俺の肩に手をかけた。







.
< 139 / 380 >

この作品をシェア

pagetop