スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
でも……
「…久しぶりだったな、桃の声」
どんな理由だったにしろ、
桃の声を聞けてよかった。
それだけで満たされる、俺の心。
「単純だな、俺……」
クスッと、何故か笑いが出た。
―――ガチャッ…
「悪いな、遼平。
部屋入ってもいいぞ」
「おう」
俺は廊下から社長室に入った。
でも、
入った瞬間に俺は寒気を感じた。
気持ち悪いほどに、幸也の目が輝いている。
幸也は目を輝かせながら、俺の肩に手をかけた。
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