スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
………は…??
幸也のヤツ、何か企んでるな。
でないと、こんなこと言い出さないからな。
「どこなんだ??
そのいいところっていうのは」
「秘密」
幸也はいまだに、
気持ちわりー笑顔を顔に貼り付けてる。
「というわけでさよーならー♪」
「って、おい…!!」
幸也は俺のことなんか気にせずに、忙しく部屋を出て行った。
「…………アイツ……」
ただ単に、俺の仕事邪魔しに来ただけか。
だけど……
「アイツの企んでることに、
協力してやるか……」
俺は小さな声で呟くと、
パソコンのキーボードを叩きはじめた。
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