スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



そこには、王子様スマイルで微笑む、野坂君がいた。






「ごめんなさい……


あたしのせいで、野坂君の練習時間削っちゃって……」



「別に大丈夫だから」



「でっでも……」







正直な話、

あたしの無能さのせいで、
野坂君の練習時間をなくしているのは事実。



こんなに迷惑かけるなんて…。








そんなことを思っていると、
野坂君の優しい声が聞こえてきた。












「そんなに俺の練習時間削るのが嫌なんなら、


今日の放課後から、二人で劇の練習しようよ」







.
< 145 / 380 >

この作品をシェア

pagetop