スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
そこには、王子様スマイルで微笑む、野坂君がいた。
「ごめんなさい……
あたしのせいで、野坂君の練習時間削っちゃって……」
「別に大丈夫だから」
「でっでも……」
正直な話、
あたしの無能さのせいで、
野坂君の練習時間をなくしているのは事実。
こんなに迷惑かけるなんて…。
そんなことを思っていると、
野坂君の優しい声が聞こえてきた。
「そんなに俺の練習時間削るのが嫌なんなら、
今日の放課後から、二人で劇の練習しようよ」
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