スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*

♂幸也side♂




仕事が終わり、

俺はコーヒーを飲みながらカレンダーを見つめていた。



ベランダの窓を開けているせいか、秋風が少しだけくすぐったく感じた。








桃が俺のところに電話をかけてきてから、かなり経つ。




今日は11月4日。


俺のカレンダーには、【6日】のところに、しつこいほどの赤マルが書いてあった。







この日が、俺の決戦日。



まあ、そんなに重大なことではないのだけど。













事は、少し前に遡る。


俺が、遼平の部屋で桃と電話していた時だった。







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